2011/08/31

インターン終了!

先日、2ヶ月強のアフリカ開発銀行のインターンを終えた。いい機会なので、ちょっとまだまだまとまってない&あんま具体的なことは書けないけど、軽くここに雑感を書いておこうと思う。


■アフリカ開発銀行(AfDB)について

使用言語は主に英語か仏語。プロジェクト(の対象国)によって使い分ける。仏語話者はけっこう多いけど、思ったより英語だけ(とはいえ母国語としてアラビア語とかできちゃう人も多いけど)の人も多いんだなと思った。世界中からいい人材集めようと思うと当然か。ただ資金力のある世銀が東アフリカをはじめとする英語圏でactiveなので、仏語圏というのがAfDBにとっては重要な守備範囲みたいやった。

AfDBはもちろんアフリカ人が多くて、アフリカ出身で欧米の大学院で勉強した人がほとんどやった。

あと、AfDBでの日本人はここ1年くらいでかなり増えた模様。
数年前まで日本人はほとんどいなかったみたいだけど、ここ1年くらいでかなり増えていまは10人くらい。うち公的機関からの出向が半分、職員・ヤングプロフェッショナルなどでの直接の採用が半分くらいで、分野もさまざま。インターンに限って言えば、日本人は僕が数年ぶりみたい(当然1人)やったけど、韓国人はコンスタントに4人くらいいた。恐らく政府がやってるプログラムかなんかなんだろうけど、日本でも同じようなことやればよいのにと思ってしまった。


■インターンの仕事について
ボスは英語話者だったので仕事は英語やった。主に交通関係のあるプロジェクトの経済分析や制度・近年の援助動向の文献調査なんかを手伝わせてもらった。運よくミッション(視察)にも連れていってもらえてカウンターパートとの意見交換などが聞けてよかった(そしてその打ち合わせで正直びっくりすることがたくさんあった)。

あと、他のプロジェクトの雑用とかも手伝わせてもらって思ったのは、アフリカの場合はプロジェクトの必要性は明らかである場合が多いので、細かいこと言ってないでどんどん案件形成して実行に移してくっていうフェーズなのかなということ。たぶんアジア開発銀行とかだとメンバー国が発展してきて、プロジェクトの事後評価に基づいた補足的なプロジェクトの実施とか、ノレッジバンクへの移行とか、政府間協力のイニシアティブとかそういうことをやってるんじゃないかと思うのだけれど。


■感じたこと
やっぱ自分は(たいした分析やってないけど)分析するのがけっこう好きなのかもと思った一方で、自分に一番欠けてるのは説得する力だなと思った。そして説得力欠如の問題は、言語・引き出し(経験・知識量)・癖の3点かと。

ひとつは言語の問題。英語にしても仏語にしても特にしゃべるスピードをもっと上げたい。

あと引き出し。想像力を働かせて論理的に説明するというのは当然必要なのだけれども、実際のところどうなりそうかは知識や経験での裏づけがどうしても必要なんだと思った。常にアンテナ張って情報を仕入れていなくては。

あとは自分の癖。おれはどうしても話しながら「いやでも、こういう反論もあるから必ずしも言い切れないよな」とか考えちゃうのが、悪い癖というほど悪くはないかもやけど、説得するという観点ではあまりよくない気がする。見かけ上は自信満々に振舞っておきつつ頭のなかで反論への反論を考えるとかできた方がスマートやよなー。


んー、なんか内容薄っぺらいなwww まだ自分の中で結論付けられてないことも多いし、今日はこれくらいにして、また少しずつ書き足していくことにしよう。