2009/11/11

新しい仕組み

自分の中でいま注目してる仮説として、

「新しい仕組みが社会を変える」

という仮説がある。

今日久しぶりに「Kiva」のサイトを覗いて思った。
金融も含め、社会の仕組みみたいなものはある程度政府主導で作られてきたんだと思う。
ただ、最近はグローバリゼーションが進んでか、特に途上国では、政府だけじゃなくて(多国籍)企業や市民セクター(NPOとか)が積極的に、それぞれの地域で新しい仕組みをつくるようになったんだと思う。
Kivaなどは特にそうだと思う。
しかも、企業やNPOが主導となることで、地域ごとの問題点やニーズにあった仕組みがうまるようになったのかもね。

2009/11/09

西検3級対策

以前、友達にスペイン語技能検定(西検)3級の対策に最適な本は何かと聞かれたので、メモ代わりにここで紹介。ぼくが西検3級をとるのに対策として使ったのは、主に以下の4つ。

1.スペイン語作文の方法 構文編 第三書房

構文が充実してるので、これをこなすと和西の翻訳問題にかなり対応できるようになると思う。
2級や1級を目指すなら、姉妹書の「スペイン語作文の方法 表現編」もやった方がよいかも!


2.入門を終えたら接続法を使って話そうスペイン語―NHKラジオスペイン語講座 日本放送出版協会

面接対策に有効な本。たしか、NHK語学講座の中級編で人気だったコーナーを書籍化したものだったと思う。接続法といっても使うパターンは限られているので、そのパターンをわかりやすく具体的にまとめてくれていてよい。


3.神田外語大学のウェブサイト(西検3級の練習問題&模範解答があります)

筆記試験は、紙きれ一枚に和西5問と西和5問だけです。ニュースみたいな文章が多かったり、ことわざが出たりと問題に癖があるので、どんなかんじの問題かつかんでおくといいと思います。


4.NHK WORLD Spanish

あとは、実際のニュースを読むに限る!!ニュースとしてもためになるし一石二鳥。
他の言語を勉強するときも便利!

2009/11/05

【書評】「ネクスト・マーケット」 C.K.プラハード

今日さらっと読んだ本を紹介!

「ネクスト・マーケット」 C.K.プラハード




BOP(Bottom Of the Pyramid)と呼ばれる世界の約40億人の一日2ドル以下で生活する貧困層を対象にしたビジネスについての本。
他の社会起業家関連の書籍より包括的な分析がされていて、説得力がある。
また、事例が豊富でひとつひとつ詳しく説明してくれている。

特にこの本が面白いと思ったのは、途上国における法律や制度についても触れられていること。
グラミンバンクや、この本で紹介されている数々のBOPビジネスは一種の"Institution Building"なんだなと思った。Instituionとは、簡単に言えば「広義の制度」のことで、法律のみならず慣習やインフォーマルな制度も含むものを指す。途上国経済の発展において、Institionの構築・改善が急務であるということは、世銀のWorld Development Reportでも2002年や2003年に特集されていた。実際、貧困層は不当に高い利子や水道料金に苦しめられていたり、登記や契約を行うことができないでいたりした。グラミンバンクなどは、そんな制度的な問題を改善する役割を担ったと取れるかもしれない。(てかそれが通説なのかな?)

少なくとも、社会起業的な話については、制度設計って切り口が大切な気がするよ!

初投稿

今度こそはブログを続けようと思うので、どうかよろしくお願いします!