今日は、僕が今まで実際に使ってみたり、情報収集したり、本屋で立ち読みしたりして得た経験に基づいて、フランス語の中級レベルの参考書や勉強法のおススメを紹介しようと思う。
■基礎固め(中級の話の前に入門について)
基本的に入門書はどれも変わらないと思うし、学生なら学校のテキストでまず十分だと思う。だけど、それと平行してやるのに個人的におススメなのはなんと言ってもNHK語学講座のラジオの方(まいにちフランス語)。内容は充実してるし、毎回音声を聞いて自分で発音するというのがかなり良い。さらに、最近はネットでストリーミングで聞けるから、以前のように特定の時間にラジオで聞く必要はない。しかも、毎日少しずつというのは語学学習においてかなり大事。
ここからが本題の中級。
■文法の練習問題
解説が詳しいフランス文法問題集 白水社
中級レベルの文法問題集。その名の通り、解説がくわしくてよい。この本は以前このブログでも紹介した。
■単語帳
仏検 準1級・2級必須単語集 白水社
僕が一番困ったのは単語帳。中級レベルの仏語単語帳って多くのが、ただ単語を並べましたってやつばかりで、なかなか使いやすそうなのが見つからなかった印象。
でもこの単語帳は、ある程度の基礎のある人にとってはかなりいい本だと思う。構成は、毎章、短い文章が1ページ、日本語訳と文法確認が1ページで、文中に出た新単語とその派生語・類語が2ページとなってる。全40章。速読英単語みたいな感じかな。重要な単語を押さえてくれてるし、文章がついてるから単語が頭に入って来やすい気がする。僕は渡仏前はこれで語彙を増やしつつ、CDをipodに入れて聞き取りの練習をしてた。
■聞き取り
聞き取りの練習には、フランスのラジオ局やテレビ局のサイトを使うといいと思う。特に以下の2つは、ネットで聞けて、内容に関する問題(質問)と解答がついてて、さらにスクリプトまでついてるという優れもの。ある程度フランス語を勉強したよって人にはかなりいいトレーニングになると思う。
tv5のenseigner le françaisの7 jours sur la planète
rfiのlangue française
■会話
もしこれを読んでくれてる人が大学生とかなら、キャンパスでフランス人見つけて話すのは絶対タメになると思う。僕も今学期、フランス人との交換レッスンをやったけど、発音や自分のよくやる間違いを直してもらうにはこれが一番。
■その他
フランス語らしく書く―仏作文の考え方 白水社
この本はフランス語作文をするときに迷いそうなことを解説してくれてる。ただ、学習本というよりは読み物という感じで、電車の中とか暇なときに第一部を読んでおくと仏作文をするときにすらすら書けるようになると思う。(ただ、第二部はマニアックすぎる気がする)
こんなとこでしょうか。また思いついたら書き足そうと思います。
最後に、フランス語の本の紹介なので白水社の本が多くなっちゃいましたが、僕は白水社の回し者ではないのでご安心をww
2011/06/21
2011/06/20
2学期目の総括
6月17日(金)にENPCでの2学期目が終了した。
このダブルディグリープログラムでは、この後インターンをして、9月から3学期目をして2月末に帰国。その後1年間で日本で修士論文を行うことになる。
おそらく2学期目はこのプログラムの中で一番やることが多い学期(projetというグループでの研究活動・インターン探し・授業の3本立て)やから、かなり気持ち的には楽になった感じ。(まぁ単位がちゃんときてるかはまだわからんけどw)
■授業&Projet
授業は先学期の応用という感じのものが多かった。あと、来学期にファイナンスを勉強しようという企みのために、そのための基礎として今学期は会計関連の授業をけっこう取った。
今学期の授業の特徴は、グループワークが多かったこと。授業評価も、グループワーク半分・テスト半分というものがけっこうあっし、projetという3人グループでの一学期かけて研究活動を行う授業もあった。僕の経済・ファイナンス専攻は、学年に60人弱生徒いるのに、外国人が僕入れて3人しかいない(以前フランスの学校で勉強してから来た外国人のぞく)から、3-4人グループだと、自分+他はフランス人(orフランス語ネイティブ)ということになり、議論のスピードについていけなくなるということもしばしば。でもそれは自分の語学力の向上や、「不利な」状況で交渉や貢献をどうするか考えるという意味で大きな勉強になったと思う。
フランス人と言っても人それぞれで、特にこの国は他人に干渉しない文化だから、当たり前だけど性格だって個人の自由。だから一概には言えないけど、一番思ったのは、よくも悪くも彼らは、自分の効用を最大化するように行動するなということ。その結果は、グループとして最適な状況にはならないことが多い気がする。例えば、グループワークで最後の最後まで仕事を始めてくれないのは、早い段階でグループの仕事を始めると自分の働き分が増えるからだ。ホントにやばくなって、誰も働かないリスクが自分が働くコストを上回ってはじめて働き始める。てかあと、頻発してるストライキだってそのいい例だよね。
だから彼らとOfficialに働くときはルール作りがめちゃくちゃ大事なんだろなって思う。(でもルールを決めるのはもっと大変なんだろな。)まぁでも学校や同僚だったらそれよりも、フランス語をもっとがんばって言語面でのストレスを減らして、より親密な友人関係を気づくほうが建設的だろな。
■インターン探し
短期(夏のバカンスの間に8週間以上)または長期(1年)インターンは必修で、なおかつ自分で見つけないといけないから、今学期は同学年のみんながインターン探しに奔走してた。僕は3年で東大修士とENPCの両方を終えたいということで短期を探してて(ちなみにほとんどの生徒が1年の長期インターンをする)、俺はかなり運がよく第一希望だったアフリカ開発銀行でインターンさせてもらえることになった。
アフリカ開発銀行(チュニジア)でのインターンは7月頭からやる予定。東大では主にアジアのことを勉強・研究してたから、いろんな意味でアジアとアフリカの違いなどを見るいい機会かなと思ってる。このインターンを自分の中でどういう位置づけにするのかは、今週のバカンスでじっくり考えたいと思う。
■その他
あと野球がシーズンインした。外国人枠の関係で、出場機会は多くないけど、いい気分転換になってるし、なんだか初心を思い出したような気がする。あと、野球の仲間とグランゼコールの学生とはノリが全然違うから、普段自分が見てるフランス人像は偏ってるんだろなとも思う。まぁ野球のことは今後詳しく書こうと思う。
以上、現状報告でした。今週は休みやから、もっと更新するようがんばろうっと。
このダブルディグリープログラムでは、この後インターンをして、9月から3学期目をして2月末に帰国。その後1年間で日本で修士論文を行うことになる。
おそらく2学期目はこのプログラムの中で一番やることが多い学期(projetというグループでの研究活動・インターン探し・授業の3本立て)やから、かなり気持ち的には楽になった感じ。(まぁ単位がちゃんときてるかはまだわからんけどw)
■授業&Projet
授業は先学期の応用という感じのものが多かった。あと、来学期にファイナンスを勉強しようという企みのために、そのための基礎として今学期は会計関連の授業をけっこう取った。
今学期の授業の特徴は、グループワークが多かったこと。授業評価も、グループワーク半分・テスト半分というものがけっこうあっし、projetという3人グループでの一学期かけて研究活動を行う授業もあった。僕の経済・ファイナンス専攻は、学年に60人弱生徒いるのに、外国人が僕入れて3人しかいない(以前フランスの学校で勉強してから来た外国人のぞく)から、3-4人グループだと、自分+他はフランス人(orフランス語ネイティブ)ということになり、議論のスピードについていけなくなるということもしばしば。でもそれは自分の語学力の向上や、「不利な」状況で交渉や貢献をどうするか考えるという意味で大きな勉強になったと思う。
フランス人と言っても人それぞれで、特にこの国は他人に干渉しない文化だから、当たり前だけど性格だって個人の自由。だから一概には言えないけど、一番思ったのは、よくも悪くも彼らは、自分の効用を最大化するように行動するなということ。その結果は、グループとして最適な状況にはならないことが多い気がする。例えば、グループワークで最後の最後まで仕事を始めてくれないのは、早い段階でグループの仕事を始めると自分の働き分が増えるからだ。ホントにやばくなって、誰も働かないリスクが自分が働くコストを上回ってはじめて働き始める。てかあと、頻発してるストライキだってそのいい例だよね。
だから彼らとOfficialに働くときはルール作りがめちゃくちゃ大事なんだろなって思う。(でもルールを決めるのはもっと大変なんだろな。)まぁでも学校や同僚だったらそれよりも、フランス語をもっとがんばって言語面でのストレスを減らして、より親密な友人関係を気づくほうが建設的だろな。
■インターン探し
短期(夏のバカンスの間に8週間以上)または長期(1年)インターンは必修で、なおかつ自分で見つけないといけないから、今学期は同学年のみんながインターン探しに奔走してた。僕は3年で東大修士とENPCの両方を終えたいということで短期を探してて(ちなみにほとんどの生徒が1年の長期インターンをする)、俺はかなり運がよく第一希望だったアフリカ開発銀行でインターンさせてもらえることになった。
アフリカ開発銀行(チュニジア)でのインターンは7月頭からやる予定。東大では主にアジアのことを勉強・研究してたから、いろんな意味でアジアとアフリカの違いなどを見るいい機会かなと思ってる。このインターンを自分の中でどういう位置づけにするのかは、今週のバカンスでじっくり考えたいと思う。
■その他
あと野球がシーズンインした。外国人枠の関係で、出場機会は多くないけど、いい気分転換になってるし、なんだか初心を思い出したような気がする。あと、野球の仲間とグランゼコールの学生とはノリが全然違うから、普段自分が見てるフランス人像は偏ってるんだろなとも思う。まぁ野球のことは今後詳しく書こうと思う。
以上、現状報告でした。今週は休みやから、もっと更新するようがんばろうっと。
2011/03/04
夏学期(第2学期)の履修
2/28から夏学期がはじまった。履修はこんな感じ。
■月曜日
午前:競合と市場(Concurrence et marchés)4単位
応用ミクロ経済学という感じかな。前半は不完全市場の理論をやって、後半はケーススタディ。評価は、テスト + グループで論文&発表 なので、けっこう重いと思われる。
午後:成長と発展の理論(Théories de la croissance et du développement)4単位
要するに経済成長理論。前半は数式を使ってひたすら理論。後半はなにやるんだろ?たぶんケーススタディとディスカッションだと思われる。
■火曜日
午後:写真(フランス語)(Photographie)3単位(語学)
フランス語の授業。写真についていろいろお話する。生徒が3人しかいないから、気が抜けないw
夕方:マネジメントと会計 入門(Gestion et comptabilité : Initiation)3単位
全学科必修の授業。経済・財務・マネジメントの学科にいる自分としてはおそらく難しくない・・・はず。
■水曜日
午後:企業の財務戦略(Stratégie financière de l'entreprise)5単位
たぶん財務諸表を見て分析したりする。実は今週は出席してないのでよくわからない(笑)というのも、水曜日は「リスクの経済学と温暖化・生物多様性」っていう別の授業をとろうと思ってたんだけど、先週行ってみたら事前知識がどうも足りてないみたいだったから急遽変更したのです。
■木曜日
午前:プロジェクト(Projet)6単位
おれはフランスの高齢化と介護市場について調査するプロジェクトを選んだ。フランス人2人と3人チームで文献調査したりアンケートに行ったりするみたい。今週、担当の先生と第一回ミーティングがあるから、詳細は後日。
午後:International Financial Reporting - MBA 3単位
国際会計の授業。MBAの授業なので英語でやるみたい。そんで、成績が14/20以上だと語学(英語)の単位ももらえるらしい!がんばろ!
■金曜日
午前:国際政治経済学(Économie politique internationale)5単位
うちの学科の学科長の授業。開放経済のマクロと国際経済学をやるみたい。そんで毎回、授業の後半は生徒によるプレゼン⇒ディスカッションっていう流れになるみたい。楽しみ。
午後:空間経済学(Économie géographique)3単位
名前は空間経済学だけど、後半は都市経済学もやるみたい。去年内陸国の研究をしてた自分としてはかなり興味のある分野。今学期にしては珍しく、成績評価はテストと出席だけみたい。
■その他
タンデム(Tandem)3単位(語学)
フランス人の友達がフランス語を、おれが日本語を教える。こういうのが単位として認められるのは良いよね!!
今学期の授業は応用が多く、グループワークやディスカッションがたくさんありそうな予感。語学面での不安はまだまだあるけど、そこは無理やりでも自信をもって乗り切るしかないと思う今日この頃。
というか、経済理論は日本でも学べるわけで、フランスの学校で、フランス語で、フランス人や北アフリカ人たちとディスカッションしたり、一緒にプロジェクト進めていったりすることが、まさにこの留学の意義のひとつだから、がんばらないとな!
■月曜日
午前:競合と市場(Concurrence et marchés)4単位
応用ミクロ経済学という感じかな。前半は不完全市場の理論をやって、後半はケーススタディ。評価は、テスト + グループで論文&発表 なので、けっこう重いと思われる。
午後:成長と発展の理論(Théories de la croissance et du développement)4単位
要するに経済成長理論。前半は数式を使ってひたすら理論。後半はなにやるんだろ?たぶんケーススタディとディスカッションだと思われる。
■火曜日
午後:写真(フランス語)(Photographie)3単位(語学)
フランス語の授業。写真についていろいろお話する。生徒が3人しかいないから、気が抜けないw
夕方:マネジメントと会計 入門(Gestion et comptabilité : Initiation)3単位
全学科必修の授業。経済・財務・マネジメントの学科にいる自分としてはおそらく難しくない・・・はず。
■水曜日
午後:企業の財務戦略(Stratégie financière de l'entreprise)5単位
たぶん財務諸表を見て分析したりする。実は今週は出席してないのでよくわからない(笑)というのも、水曜日は「リスクの経済学と温暖化・生物多様性」っていう別の授業をとろうと思ってたんだけど、先週行ってみたら事前知識がどうも足りてないみたいだったから急遽変更したのです。
■木曜日
午前:プロジェクト(Projet)6単位
おれはフランスの高齢化と介護市場について調査するプロジェクトを選んだ。フランス人2人と3人チームで文献調査したりアンケートに行ったりするみたい。今週、担当の先生と第一回ミーティングがあるから、詳細は後日。
午後:International Financial Reporting - MBA 3単位
国際会計の授業。MBAの授業なので英語でやるみたい。そんで、成績が14/20以上だと語学(英語)の単位ももらえるらしい!がんばろ!
■金曜日
午前:国際政治経済学(Économie politique internationale)5単位
うちの学科の学科長の授業。開放経済のマクロと国際経済学をやるみたい。そんで毎回、授業の後半は生徒によるプレゼン⇒ディスカッションっていう流れになるみたい。楽しみ。
午後:空間経済学(Économie géographique)3単位
名前は空間経済学だけど、後半は都市経済学もやるみたい。去年内陸国の研究をしてた自分としてはかなり興味のある分野。今学期にしては珍しく、成績評価はテストと出席だけみたい。
■その他
タンデム(Tandem)3単位(語学)
フランス人の友達がフランス語を、おれが日本語を教える。こういうのが単位として認められるのは良いよね!!
今学期の授業は応用が多く、グループワークやディスカッションがたくさんありそうな予感。語学面での不安はまだまだあるけど、そこは無理やりでも自信をもって乗り切るしかないと思う今日この頃。
というか、経済理論は日本でも学べるわけで、フランスの学校で、フランス語で、フランス人や北アフリカ人たちとディスカッションしたり、一緒にプロジェクト進めていったりすることが、まさにこの留学の意義のひとつだから、がんばらないとな!
2011/02/10
期末テスト
ENPCでの初の期末テストがやっと終わりました^^ まじすばらしい開放感!
そこで今日はちょっとテストに関する雑感を。
ENPCの期末テストは、
・分量が多い
・持ち込み可の科目が6-7割
・授業でやった演習より難しい問題が多い(気がする)
・(でも)過去問や演習と全く同じ問題が1問くらい出たりする(持ち込み可のときでさえ!)
・名前とかを記入する欄に、外国人(母語が仏語じゃない)ならチェックをする
という感じでした。
ちなみに、「分量が多い」というのがわれわれ外国人にとっては一番やっかい。持ち込み可で辞書やノートが見れるのはありがたいんだけど、時間が足りないからそんなことをしている余裕はないという・・・。フランス人でも最後まで解ききれない分量が出たりするのに、読むにも書くにも余計に時間がかかるわれわれとしてはやはり厳しい。外国人チェック欄があるから、きっと外国人には採点が甘めになるという淡い期待も抱いてるんだけど、そうだとしても時間たらなくて白紙だらけだと点くれないだろうからなぁ(笑)
あと、フランスでは一般的に評価の付け方は厳しいらしい。日本じゃ80点/100点以上の優は3割とかでるけど、こちらでは16点/20点とかはなかなか出ない。そいで、不可(単位がもらえない)は半分未満の10点未満(/20点)なので、評価が厳しい分、不可るリスクは日本より高い模様。逆に不可ること自体は珍しいことじゃない分、多くの科目で追試が実施されるから、最終的には単位はもらえる場合がほとんどなのでご安心を。
さー、追試がいくつあるか今から楽しみだなー \(^^)/
そこで今日はちょっとテストに関する雑感を。
ENPCの期末テストは、
・分量が多い
・持ち込み可の科目が6-7割
・授業でやった演習より難しい問題が多い(気がする)
・(でも)過去問や演習と全く同じ問題が1問くらい出たりする(持ち込み可のときでさえ!)
・名前とかを記入する欄に、外国人(母語が仏語じゃない)ならチェックをする
という感じでした。
ちなみに、「分量が多い」というのがわれわれ外国人にとっては一番やっかい。持ち込み可で辞書やノートが見れるのはありがたいんだけど、時間が足りないからそんなことをしている余裕はないという・・・。フランス人でも最後まで解ききれない分量が出たりするのに、読むにも書くにも余計に時間がかかるわれわれとしてはやはり厳しい。外国人チェック欄があるから、きっと外国人には採点が甘めになるという淡い期待も抱いてるんだけど、そうだとしても時間たらなくて白紙だらけだと点くれないだろうからなぁ(笑)
あと、フランスでは一般的に評価の付け方は厳しいらしい。日本じゃ80点/100点以上の優は3割とかでるけど、こちらでは16点/20点とかはなかなか出ない。そいで、不可(単位がもらえない)は半分未満の10点未満(/20点)なので、評価が厳しい分、不可るリスクは日本より高い模様。逆に不可ること自体は珍しいことじゃない分、多くの科目で追試が実施されるから、最終的には単位はもらえる場合がほとんどなのでご安心を。
さー、追試がいくつあるか今から楽しみだなー \(^^)/
2011/01/05
フランスの文理の偏り
あくまで私見なんですが、フランスの「エリート」たちは日本の場合よりさらに文理のギャップが大きい気がする。理系の生徒は知識が理系科目へ偏重していて、文系はその逆という意味で。(ちなみにフランスにも日本のように文系理系の区別がある)
ぼくが経済学を勉強しているEcole des Pontsは理工系のグランゼコール。以前にも書いたとおり、統計や計量経済学など数学的要素が強い科目の内容が高度で、フランス人の学生たちは難なくそれについて行っている。理系のグランゼコールに入ってきた彼らは、高校を卒業してバカロレアを取った後、プレパと呼ばれる準備学級で2年間みっちり大学レベルの数学を受験勉強してきたから数学は楽勝なのだろう。私は一応理科一類出身なのだが、数学的な側面が強い授業はついていくのがけっこう大変。
ぼくはそんな彼らをいつもすごいなぁと思っているんだけど、グループワークで一緒にレポートをやったりと、意外と彼らはものを書いたりするのについては得意じゃないのかな?とも思えてくる。問題提起⇒展開⇒(提起した問題に答える形で)結論といった基本的な書き方をしなかったり(そうやって書けって書いてあるのに!)、結果に対する考察をほとんどつけなかったり(これはけっこうある)、レポートの見せ方というかストーリー性(ex: 一般的には××言われてるけど、今回はこんな意外な結果が出たよ!ていうのはね、既往研究ではこういう点が見逃されてるからじゃないかな!? みたいな)が考えられてなかったりといった具合に。まぁでも彼らは議論とかプレゼンは強いんだけどね!(フランス語がネイティブだからそう見える説はもちろんあるけど。)
一方、文系の名門であるパリ政治学院で勉強している友達の話だと、経済学の授業で出てくる数学は非常に簡単なそうな。まぁまだ一人にしか話をきいていないからなんとも言えないけど。(ぜひ知ってる方は意見をください!!)
日本の場合、国内での位置づけ的に近いものがある東大と比較するならば、入試の2次試験で理系でも国語が、文系でも数学があるし(もちろんごくまれに数学と理科を満点近くとって、国英はぜんぜんって人もいるけど)、1~2年の駒場の教養課程のときに文理の垣根が低い教育を受ける。だからフランスほど偏ってない気がする。
まぁこの文章こそ「だからなんだ?」って感じやけど、自分の備忘録として。
ぼくが経済学を勉強しているEcole des Pontsは理工系のグランゼコール。以前にも書いたとおり、統計や計量経済学など数学的要素が強い科目の内容が高度で、フランス人の学生たちは難なくそれについて行っている。理系のグランゼコールに入ってきた彼らは、高校を卒業してバカロレアを取った後、プレパと呼ばれる準備学級で2年間みっちり大学レベルの数学を受験勉強してきたから数学は楽勝なのだろう。私は一応理科一類出身なのだが、数学的な側面が強い授業はついていくのがけっこう大変。
ぼくはそんな彼らをいつもすごいなぁと思っているんだけど、グループワークで一緒にレポートをやったりと、意外と彼らはものを書いたりするのについては得意じゃないのかな?とも思えてくる。問題提起⇒展開⇒(提起した問題に答える形で)結論といった基本的な書き方をしなかったり(そうやって書けって書いてあるのに!)、結果に対する考察をほとんどつけなかったり(これはけっこうある)、レポートの見せ方というかストーリー性(ex: 一般的には××言われてるけど、今回はこんな意外な結果が出たよ!ていうのはね、既往研究ではこういう点が見逃されてるからじゃないかな!? みたいな)が考えられてなかったりといった具合に。まぁでも彼らは議論とかプレゼンは強いんだけどね!(フランス語がネイティブだからそう見える説はもちろんあるけど。)
一方、文系の名門であるパリ政治学院で勉強している友達の話だと、経済学の授業で出てくる数学は非常に簡単なそうな。まぁまだ一人にしか話をきいていないからなんとも言えないけど。(ぜひ知ってる方は意見をください!!)
日本の場合、国内での位置づけ的に近いものがある東大と比較するならば、入試の2次試験で理系でも国語が、文系でも数学があるし(もちろんごくまれに数学と理科を満点近くとって、国英はぜんぜんって人もいるけど)、1~2年の駒場の教養課程のときに文理の垣根が低い教育を受ける。だからフランスほど偏ってない気がする。
まぁこの文章こそ「だからなんだ?」って感じやけど、自分の備忘録として。
2010/12/26
通貨で読み解く世界経済
通貨で読み解く世界経済―ドル、ユーロ、人民元、そして円
冬休みで時間もいっぱいあるので、前々から読みたかったこの本を読んだ!
何で人民元はあんなに安いん?
とか
ギリシャの問題って日本でも起こるんじゃないん?
(てかそもそもギリシャの問題って突っ込んで言うとどういうこと?)
とか前々から思ってたから。
新書というよりは、国際金融の近現代史の教科書という印象を受けた。
マクロ経済学の基礎知識がある読者を対象としてると思われ、300ページ未満ながら内容はすごく濃いと思う。おれは普通の新書の3倍以上の時間がかかった。
戦後のブレトン・ウッズ体制からニクソンショックや共通通貨ユーロの誕生、08年の金融危機にいたるまでを事細かに説明してくれていて、そしてそれらを踏まえた国際金融の問題を説明してくれていてとても勉強になった。
マクロ経済学で習った理論が使われながら、実際の問題が説明されていくというのが、経済学を学ぶ学生にとっては読んでいて面白かった。
とはいえ、きちんと理解できたところは7割程度しかないと思うので、留学を終えて帰国するとき(2012年2月)にもう一回読み返したいなと思う。
冬休みで時間もいっぱいあるので、前々から読みたかったこの本を読んだ!
何で人民元はあんなに安いん?
とか
ギリシャの問題って日本でも起こるんじゃないん?
(てかそもそもギリシャの問題って突っ込んで言うとどういうこと?)
とか前々から思ってたから。
新書というよりは、国際金融の近現代史の教科書という印象を受けた。
マクロ経済学の基礎知識がある読者を対象としてると思われ、300ページ未満ながら内容はすごく濃いと思う。おれは普通の新書の3倍以上の時間がかかった。
戦後のブレトン・ウッズ体制からニクソンショックや共通通貨ユーロの誕生、08年の金融危機にいたるまでを事細かに説明してくれていて、そしてそれらを踏まえた国際金融の問題を説明してくれていてとても勉強になった。
マクロ経済学で習った理論が使われながら、実際の問題が説明されていくというのが、経済学を学ぶ学生にとっては読んでいて面白かった。
とはいえ、きちんと理解できたところは7割程度しかないと思うので、留学を終えて帰国するとき(2012年2月)にもう一回読み返したいなと思う。
2010/12/19
2011年の目標、いや今日からがんばる
2011年の目標は、
・自分ならできるという自信
・周囲の人の胸に飛び込んでいく勇気
・うまくいかなくてもそれらを失くさない粘り強さ
の3つを持つこと。自信は過信なくらいの方がいい。実際最近、自信や勇気っていうものを意識してから、生活が格段に楽しくなったし、物事も好転しやすくなった気がする。
なんでもダメもとで試してみる、やってみる。もっと自分から心を開いてみる。もう一歩踏み込んでみる。ダメでもくよくよせず次。
あと、自分が話し手に回ってたくさん話すっていうのにも挑戦しないとな。
おれは日本にいるときから話し手より聞き手が得意で、自分の話をあまりしないんだけど、こっちでは聞き手となることに価値がないからなぁ。話してなんぼの世界やから。
あとは楽しむことやな。今の自分の環境は、まさに考え方次第では辛いとも楽しいとも取れる。そりゃさ、うまく行かないことなんて山ほどあるけどさ、ちょっと見方を変えればinterestingに思えることって多い気がする。
よく考えたら、これらはおれ自身が抱える根本的な問題に根ざしてる気もする。そういう意味では、この色々ある留学生活を通して、それらの問題が俺の前に顕在化したんだろうな。
あと技術的なことでは、勉強面では仏語DALF(C1)と業務レベルの英語と経済学、課外活動面では、野球とワインあたりを頑張っていきたいなと思う。
2011年は攻めの年にするぞー!!!
・自分ならできるという自信
・周囲の人の胸に飛び込んでいく勇気
・うまくいかなくてもそれらを失くさない粘り強さ
の3つを持つこと。自信は過信なくらいの方がいい。実際最近、自信や勇気っていうものを意識してから、生活が格段に楽しくなったし、物事も好転しやすくなった気がする。
なんでもダメもとで試してみる、やってみる。もっと自分から心を開いてみる。もう一歩踏み込んでみる。ダメでもくよくよせず次。
あと、自分が話し手に回ってたくさん話すっていうのにも挑戦しないとな。
おれは日本にいるときから話し手より聞き手が得意で、自分の話をあまりしないんだけど、こっちでは聞き手となることに価値がないからなぁ。話してなんぼの世界やから。
あとは楽しむことやな。今の自分の環境は、まさに考え方次第では辛いとも楽しいとも取れる。そりゃさ、うまく行かないことなんて山ほどあるけどさ、ちょっと見方を変えればinterestingに思えることって多い気がする。
よく考えたら、これらはおれ自身が抱える根本的な問題に根ざしてる気もする。そういう意味では、この色々ある留学生活を通して、それらの問題が俺の前に顕在化したんだろうな。
あと技術的なことでは、勉強面では仏語DALF(C1)と業務レベルの英語と経済学、課外活動面では、野球とワインあたりを頑張っていきたいなと思う。
2011年は攻めの年にするぞー!!!
登録:
投稿 (Atom)